この作品は、上下の木軸に杢（もく）（※注参照）の美しいメープルを使用したボールペンです。

自然素材を使用し、1品ずつ手で加工していることから、模様、色合い、形状等は個体毎に異なります。

※注：この木のように木理を直角に交差し、光りの方向で立体的に見える杢（モク）は、縮杢、波状杢、タイガーストライプ（虎杢）等とも言われます。

■本体サイズ
当アトリエでは、中央金具の直径が約9mmのもの(S)タイプと、約12mmの(B)タイプの2種類の太さのペンを製作しています。
芯出し時のペン長は、共に約135mmです。

本作品は、Sタイプです。

■芯
色：黒、太さ：1mm

■着色
この作品では、杢による光の反射の面白さを活かすため着色を行っています。
なお、組成の粗密、樹脂の含有などにより、染料の吸収が均一とならず色むらがある場合があります。

■仕上げについて
通常、当アトリエのアクセサリー類は、オイルフィニッシュによる仕上げを行っています。
オイルフィニッシュは、厚い塗膜を作らないため、木の質感を直接感じることができるからです。
しかしながら、厚い塗膜があるものに比し、耐久性、耐摩耗性に弱いというデメリットもあります。

ペンは、手で握って使用するものです。
使用に伴い、手の汗や脂による汚損、また、摩損やテカリなどのリスクが伴います。

このため、シェラック、油性ウレタン、ラッカー、シアノアクリレート等による仕上げを検討し、最終的に独断と偏見で、シアノアクリレート（以下「CA」と略します・。）仕上げによることとしました。このため、握ったときに木の質感を感じることはできません。

最近では、手指消毒をする機会も増えました。
消毒用アルコール等のCA仕上げに対する影響については、実験を行い変化が無いことを確認しました。
次のページをご覧下さい。
https://minne.com/items/30074056

しかし、消毒用アルコールと言われているものでも、成分が異なるものもあるようです。
当方は化学の専門家ではありませんし、全ての消毒用アルコールについてテストを行うことはできません。
これらを使用する際は、必ず目立たないところで確認のうえ自己責任で行って下さい。


■使い方、芯の交換、お手入れ

・ペン先側の軸（下軸）を持って、クリップ側の軸（上軸）を中央を中心にして、時計方向または反時計方向に回転することにより芯の出し入れができます。

・新しい芯には、一般に市販されている次のものが使用可能です。
CROSS 油性ボールペン用 替え芯 8514
三菱鉛筆 油性ボールペン用 替え芯 SK-8など
また、当サイトでも次のとおり販売しています。
https://minne.com/items/30109979


・使用後、通常は柔らかい綺麗な布で乾拭きして下さい。

次のページをご覧下さい。
https://minne.com/items/30085887

■ラッピング（写真をご覧下さい。）

1通常ラッピング

写真のとおり箱に入れて、さらにこれをＯＰＰフィルムの袋に入れリボン無しの状態でお送りします。

2ギフトラッピング

ギフトラッピングも無料で対応します。
備考欄に「ギフトラッピング希望」と記載してください。

■レーザー刻印

本ペンに名前等の焼入れ加工を行い、世界に一つのペンとすることが可能です。
本ページでペンをご購入頂き、次のページで加工代を併せてご購入ください。

「世界に1つ！レーザーによるペンへの名前等の焼入加工」
https://minne.com/items/30072411

■使用時の注意事項

・本作品はＣＡ仕上げをしてあります。
ＣＡの溶剤の1つにアセトンがあり、付け爪用リムーバー、除光液等に含まれているようです。
このため本作品を、工業用・医療用薬品、化粧品、その他溶剤が含まれているものの近くに置いたり接触させないようにして下さい。
接触、または近くに置く場合は、事前に見えないところで問題が無いか確認し自己責任で行って下さい。